彩り(いろどり)漢方薬局さんは、中国に留学した経験をもつ薬剤師の秋山先生が、さまざまな体の悩みについて相談に乗ってくれる薬局です。
西洋医学では「異常がみつからない」症状や未病にも、重要なサインを見つけ、漢方を使った解決策をご紹介してくれます。 また、食生活やライフスタイルについてアドバイスがあります。
さまざまな勉強会や講座をおこなっておられます。
今回うかがったお店
夙川にある漢方専門の薬局「彩り漢方薬局」
西宮市夙川駅からすぐの漢方薬局。
漢方の本場、中国に留学し、大学院の修士課程を修めた薬剤師が、漢方・東洋医学の視点から相談に乗ってくれる。
漢方の力で地域の人に貢献したいという思いから、生薬を煎じる設備(生薬の自動抽出機)や個室カウンセリングルームも用意している。
所在地:兵庫県西宮市相生町6番41号
TEL:0798-73-7251
FacebookURL:彩り漢方薬局のフェイスブックページ
ウェブサイトURL:西宮のいろどり漢方薬局
専門性が大事と考えて中国へ留学しました
つちや:彩り漢方薬局さんの特徴って言われると、どんなところですか?
秋山:専門性の高さですね。中国へ留学して大学院まで行って、煎じ薬に特化したことも漢方で患者さんを良くしたいという思いからです。当局は、99%漢方しか扱っていないです。
つちや:中国まで留学される人は少ない?
秋山:そうですね。留学される人は少ないですね。
つちや:煎じてくれる薬局も少ない?
秋山:少ないですね。うちもどこまでできるかは分かりませんが、本来の状態でお届けするためにやっております。添加物も入らず安全性も高くなるので。
ただ手間はかかっております(笑)
つちや:なるほど。粉薬で飲むよりも、煎じたやつを飲む方が良いと?
秋山:そうですね。煎じたものの方が効果は高いですね。
ただし厳密に言うと、相談者によります。
オーダーメイドなので、患者さんに合ったものであれば、粉薬でもしっかり効いてくれます。ちゃんと煎じたものでも、ポイントがずれていると、効いてくれないところもあるので。
だから、やはり専門性とか患者さんの体質をしっかり判断できる能力が漢方を扱う者には大事と考えています。煎じるための設備も、ひとえに専門性の高さのためです。
漢方相談のようす
実践的に扱う漢方に興味がわいて・・・
つちや:漢方をご専門にされた理由はどんなものですか?
秋山:最初は、病院に勤めていましたが、これは私ではムリだなと思いました。それで他のものはないかと他の勉強を模索していました。
いろいろ情報を収集していたところ、宝塚のある薬局が、薬局でありながらカフェやサプリメントも扱っていて、興味がわきました。
で、徳島から見学に月1回通っていました。
たまたまそちらで取り上げられてた勉強会のテーマが漢方だったんです。そこで漢方を実践的に扱う方法をはじめて知りました。
つちや:へー。漢方は学校では習わなかったのですか?
秋山:習いますけど、理論的なことだったので、具体的にイメージできなかったんです。
つちや:なるほど。
秋山:あの薬局が無かったら、ここまで漢方について勉強しなかったと思います。
留学時代に先生と
漢方や中医学がもっと普及されるように
つちや:今後の展開はどういうものですか?
秋山:地域一番店を目指したいですね。西宮で不妊にお悩みになったら、うちを思い出してもらえるように。
つちや:勉強会やセミナーも、やられていますよね?
秋山:そうですね。今やっている勉強会は、専門性の高いものが多いので、今後はもっと違うものも考えてます。
つちや:と言いますと?
秋山:漢方や中医学がもっと普及してもらいたいので、お茶を飲みながら色々話ができる妊活セミナーみたいな。
一般の方も参加しやすいものをこれからやっていきたいですね。
つちや:がんばってください。本日はありがとうございました。